今注目されている「Lemon8(レモンエイト)」とは?インスタとの違いや特徴について解説!
新時代のSNSといわれている「Lemon8(レモンエイト)」をご存知でしょうか?
近年では、YouTubeやTwitter、Instagram、Facebook、TikTokといったさまざまなSNSが普及しています。その中でも、10代〜20代の若い世代はもちもん幅広い年齢層に支持されており、短編動画に特化していることから大きな宣伝効果が得られると人気のTikTokを提供しているByteDanceによってリリースされたアプリが「Lemon8(レモンエイト)」です。
ライフスタイル情報アプリとして若い世代を中心に人気を集めているLemon8ですが、
「名前は聞いたことがあるけどどんなSNSなのか知らない」
「危険性はないの?」
など疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
今回、本コラムではLemon8の概要、特徴から使い方までを解説していきます。
目次[非表示]
- 1.Lemon8(レモンエイト)とは?
- 2.Lemon8(レモンエイト)の特徴
- 2.1.ジャンル分けされている
- 2.2.ハッシュタグが簡単に入力できる
- 2.3.投稿にリンクを挿入できる
- 2.4.プロフィールに豊富なリンクを設定できる
- 3.Lemon8(レモンエイト)の使い方
- 3.1.アカウントの開設
- 4.主な機能紹介
- 5.Lemon8(レモンエイト)とInstagram(インスタ)の違い
- 5.1.画面表示
- 5.2.投稿にリンクを貼れる
- 5.3.実用性
- 5.4.投稿内容
- 6.Lemon8は危険って本当!?
- 7.まとめ
Lemon8(レモンエイト)とは?
(※参考画像:https://www.lemon8-app.com/ja-JP)
「Lemon8(レモンエイト)」は、2020年3月に動画共有サービスのTikTokを運営するByteDance(バイトダンス)株式会社がリリースしました。(※現在の運営元はシンガポールのHeliophilia Pte. Ltd.)
当初は「Sharee(シェアリー)」としてリリースされていましたが、2021年9月に『Lemon8』と改名され「爽やかなレモネードのように新鮮でポジティブな価値観・楽しみ方の共有」をテーマにしています。
2022年2月のApe Award 2021では起動回数が最も増加したアプリとして「熱狂アプリ賞」を受賞し、2022年3月には日本で100万ダウンロード数を突破しました。
(※参考:https://award.appa.pe/2021_award)
20代〜30代の女性からの支持が多いとされており、ライフスタイルメディアとして注目を集めているアプリです。
Lemon8(レモンエイト)の特徴
ジャンル分けされている
Lemon8の大きな特徴は、投稿がそれぞれジャンル分けされていることです。他のSNSでは知りたい情報をハッシュタグなどのキーワードで検索するしかないため、情報をキャッチしたいジャンルを選ぶだけでそれに属した投稿を一挙に見られることができるLemon8と他のSNSとは大きく異なります。
公開されているカテゴリーは以下の8種類です。
- ビューティー
- スキンケア
- ファッション
- グルメ
- トラベル
- 暮らし
- レシピ
- ホビー
Lemon8の運営サイドは、1つのアカウント内で複数のカテゴリーを投稿するのではなく、アカウントごとにカテゴリーを絞って投稿することを推奨しているようです。
ハッシュタグが簡単に入力できる
Lemon8ではハッシュタグを10個まで選択することができ、投稿時に自動で関連するハッシュタグが表示されるため他のSNSに比べてハッシュタグの入力が簡単にできます。
投稿にリンクを挿入できる
Lemon8は投稿(キャプション)にテキストリンクの挿入ができます。
URLを貼り付けてタップするだけで遷移できるリンクを設定できるだけではなく、「〇〇はこちら」のように任意のテキストでURLを貼り付けることも可能です。
以前はYouTubeやTwitter、Instagramといった他のSNSアカウントや、自社HPなどの外部リンクを貼り付けることができていましたが、現在ではLemon8内のリンクのみ設置できます。
自身の過去の投稿やプロフィールページ、他のユーザーページなどのリンクを設置し、遷移させることができるのです。
プロフィールに豊富なリンクを設定できる
また、Lemon8ではプロフィールに複数のリンク(TikTok、Instagram、Twitter、YouTube、ウェブサイト)を設定することが可能です。そのため、Linktreeなどの外部サービスを使うことなく他媒体へ誘導しやすくなります。
とはいえ、Lemon8では商用利用は利用規約上認められていないため、その辺りは注意が必要です。
Lemon8(レモンエイト)の使い方
アカウントの開設
まずはアプリをダウンロードしましょう。
■iOS
https://apps.apple.com/jp/app/lemon8-%E3%83%AC%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%82%A8%E3%82%A4%E3%83%88/id1498607143
■Android
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.bd.nproject&hl=ja&gl=US
アプリをインストールしたら、生年月日、性別、興味のあるカテゴリを選択します。
アカウントの作成・ログインは以下の方法で可能です。
・携帯番号/メールアドレス
・LINE
・Apple ID
・Googleアカウント
・Facebook
・Twitter
・TikTok
ユーザーネームとプロフィール画像を設定して、アカウントの開設が完了です。(スキップして後で設定することも可能)
マイページの「プロフィールを編集」からユーザーネーム(@)、自己紹介文、地域、肌情報、リンク先などの詳細なプロフィールを登録できます。
主な機能紹介
ホーム画面にあるのは「フォロー」タブと「おすすめ」タブです。アカウント開設時に選択した興味のあるカテゴリーによって、ホーム画面に表示されるおすすめの投稿が変わります。
フォローしたアカウントだけを表示することもできるため、自分好みのタイムラインを作成することが可能です。
検索窓では、ハッシュタグやキーワードで投稿を検索できるのはもちろん、注目ユーザーや注目キーワードの発見タブから探すことができます。
ベルマークのお知らせページでは、「新規フォロワー」「いいね・保存」「コメント・メンション」「Lemon8からのお知らせ」を確認することができます。
他のSNSと同じように、Lemon8ではアカウントのフォロー、投稿へのいいね・コメント、投稿の保存、リンクのコピーもしくは他SNSへの共有、飛行機マークで個人的なやりとりができるDM機能を使うことが可能です。
Lemon8(レモンエイト)とInstagram(インスタ)の違い
画面表示
まずLemon8とInstagram(インスタ)のプロフィール画面の表示の仕方に違いがあります。
Lemon8の場合は、フォロー中、フォロワー数、いいね数の3つが表示されるのに対し、Instagram(インスタ)のプロフィール画面では投稿数、フォロワー数、フォロー中の3つが表示されます。
いいね数が表示されていることのメリットとしては、投稿数が少なくてもいいね数が多い場合「いい投稿が多そう」という風に見られやすいという点が挙げられます。
投稿にリンクを貼れる
Instagram(インスタ)では投稿本文にすぐに遷移ができるリンクを貼ることはできませんが、Lemon8ではテキストリンクを本文の中に挿入することができます。(Lemon8内のリンクに限ります)
実用性
Lemon8はライフスタイル情報アプリとも呼ばれていることもあり、生活に役立つ情報が多く投稿されています。
投稿内容
Lemon8は写真も動画も投稿することができますが、写真と動画を組み合わせて投稿することはできません。また、写真は複数枚をまとめてひとつの投稿にすることはできますが、動画は複数選択はできません。
Instagram(インスタ)は写真と動画を組み合わせて投稿できるため、投稿内容も大きな違いの一つです。
しかし、Lemon8の投稿では複数の位置情報を追加することができます。
Lemon8は危険って本当!?
Lemon8は危険性を疑う声も多く見かけます。事実、2022年10月19日に独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)がLemon8におけるアクセス制御不備の脆弱性について発表しました。
(参照:スマートフォンアプリ「Lemon8」にアクセス制限不備の脆弱性|ScanNetSecurity)
しかし、これはiOS、AndroidともにLemon8 3.3.5以前のバージョンを利用している場合によるものですので、これ以降にアプリをインストールした方や最新のバージョンにアップデートをしていれば大丈夫です。
まとめ
Lemon8(レモンエイト)は投稿本文に遷移しやすいアプリ内のリンクを貼ることができたり、プロフィールから他のSNSやウェブサイトへの誘導がしやすかったりと、個人はもちろん企業のアピールやブランディングに利用することができます。
ジャンルごとに投稿がチェックできるという利便性は他の主要SNSとは大きく異なる点です。
20代〜30代の女性がメインユーザーであるLemon8(レモンエイト)は、同じ年代の女性をターゲットとする企業のSNSマーケティング活用の価値も高いと言えるでしょう。
個人の方も企業の方もぜひ始めてみてはいかがでしょうか?