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【2023年】世界で人気のソーシャルメディアまとめ


今現在、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)は世界中で利用されているサービスであり、人々の生活やコミュニケーションに役立つツールとして欠かせないものとなっています。


そんなSNSですが、各国ごとに現地独自のSNSが高いシェア率を持つことがあり、日本国内と海外でも違いがあります。


本コラムでは世界のSNS利用ユーザー数や人気ランキングをご紹介していきます。


SNSのトレンドを知りたい、これから始めるSNSのプラットフォームを悩んでいるという方はぜひ参考にしてみてください。


目次[非表示]

  1. 1.世界のSNS利用ユーザー数
    1. 1.1.アメリカのSNS利用ユーザー数
    2. 1.2.中国のSNS利用ユーザー数
    3. 1.3.韓国のSNS利用ユーザー数
    4. 1.4.日本のSNS利用ユーザー数
  2. 2.世界のSNSランキング
    1. 2.1.Facebook(フェイスブック)
    2. 2.2.YouTube(ユーチューブ)
    3. 2.3.WhatsAp(ワッツアップ)
    4. 2.4.Instagram(インスタグラム)
    5. 2.5.WeChat(ウィーチャット)
    6. 2.6.TikTok(ティックトック)
    7. 2.7.Linkedin(リンクトイン)
    8. 2.8.Pinterest(ピンタレスト)
    9. 2.9.Snapchat(スナップチャット)
    10. 2.10.Twitter(ツイッター)
    11. 2.11.LINE(ライン)
  3. 3.日本と海外のSNS利用での違い
  4. 4.SNSを選ぶ時のポイント
    1. 4.1.目的を明確にする
    2. 4.2.メインユーザーを確認する
  5. 5.まとめ


世界のSNS利用ユーザー数

「世界人口白書2023」によると、2023年の世界人口は80億4500万人で、2022年に比べて7600万人増加したようです。


DataReportal」が出している全世界のSNS利用ユーザー数は2023年に47億人を突破しており、人口の約50%以上がSNSを利用している結果となります。


(出典:DataReportal



アメリカのSNS利用ユーザー数

DIGITAL 2023: THE UNITED STATES OF AMERICA|DataReportal」が出している韓国の2023年1月時点での人口は3億3,910万人で、そのうちSNS利用ユーザー数は2億4,600 万人という結果になりました。これは人口の約72.5.0%に相当します。


中国のSNS利用ユーザー数

DIGITAL 2023: CHINA|DataReportal」が出している中国の2023年1月時点での人口は14億3,000万人で、そのうちSNS利用ユーザー数は10億3,000万人という結果になりました。これは人口の約72.0%に相当します。


韓国のSNS利用ユーザー数

DIGITAL 2023: KOREA|DataReportal」が出している韓国の2023年1月時点での人口は5,180万人で、そのうちSNS利用ユーザー数は4,764万人という結果になりました。これは人口の約92.0%に相当します。


日本のSNS利用ユーザー数

DIGITAL 2023: JAPAN|DataReportal」が出している日本の2023年1月時点での人口は1億2,3600万人で、そのうちSNS利用ユーザー数は9,200万人という結果になりました。これは人口の約74.4%に相当します。


また、2023年初頭時点では総人口の149.1%に相当する、合計1億8,440万もの携帯電話接続がアクティブでした。日本の人口は減少傾向にあるものの、スマホの普及や格安プランなどの登場により、幅広い世代でのデジタルデバイスの所有率が高まっています。



世界のSNSランキング

総務省が出している2022年1月の「世界の主要SNSの月間アクティブユーザー数」は以下になります。

(出典:世界の主要SNSの月間アクティブユーザー数(2022年1月)|総務省



全世界で利用ユーザー数の多い、主なSNSの特徴を紹介します。


Facebook(フェイスブック)

Facebookは2006年9月26日に公開されたものであり、SNSの存在を世に知らしめた存在の代表的なサービスです。当時、ハーバード大学生のマーク・ザッカーバーグが友人とともに創業しました。


元々は友人同士がネット上で気軽に連絡を取り合うためのツールで、実名登録制のため“実際に繋がりのある人”とメッセージをやりとりするプラットフォームとして発展してきました。匿名性が低いため、同僚や取引先といったビジネスシーンでの目的で活用するケースも多いです。


メッセージをやりとりできる「メッセンジャー機能」やホームページとしても利用できる「Facebookページ」、「ショップページ」などマーケティング・集客・販売までがFacebook上で完結できるため、利便性がとても高いところも特徴の一つです。


YouTube(ユーチューブ)

Youtubeは2005年にサービスを開始した世界最大の動画共有サービスです。


開始から18年近く続いており比較的歴史のあるサービスですが、スマホの普及や回線環境の改善により、年々その市場価値は高まっています。YouTubeを拠点に活動する動画クリエイターを「Youtuber」と呼び、さまざまなジャンル、年齢層で人気があり、TVとは異なる視聴者層がいることも特徴の一つです。


また、YouTube社は2006年にアメリカのGoogle社の傘下に入ったことにより、Google社が提供しているサービスと連携されており、広告を展開するときには細かい設定をすることも可能です。


WhatsAp(ワッツアップ)

WhatsAppはリアルタイムでメッセージのやり取りができる世界最大のインスタントメッセンジャーアプリで、世界で最も利用されているチャットアプリです。


日本で多く使われているLINEと基本的なスペックは同じですが、ユーザーがオンラインなのかがわかるところが大きな違いです。無料で利用でき、アプリ上に広告表示もありません。


WhatsApp社は2014年にFacebook社に買収され、Facebook傘下のサービスとなっています。


Instagram(インスタグラム)

Instagramはスタンフォード大学の卒業生であるケビン・シストロームとマイク・クリーガーの二人により立ち上げられました。写真や動画のビジュアルコンテンツをメインとしたSNSで、視覚的にコミュニケーションを図ることができます。


現在は個人だけではなく、企業のアカウントも増えてきており、Instagramを中心に活躍するインフルエンサーへ商品提供や会社のプロモーションを依頼するマーケティング施策も盛んに行われているのが特徴です。


WeChat(ウィーチャット)

WeChatは主に中国で利用されているSNSで、LINE+Facebook+Twitterのような機能を兼ね備えた中国版のメッセンジャーアプリです。


中国ではTwitterやFacebookなど世界で有名なSNSが使えません。そのため、WeChatは個人や企業とのコミュニケーションを図れる場として重宝されています。


TikTok(ティックトック)

TikTokは2017年に中国から始まった動画共有サービスです。中国のByteDance社によって開発され、2019年には世界のダウンロード数が10億を突破するなど、今では世界中で利用されているSNSの一つとなっています。


15秒〜3分ほどの短い動画を投稿できるのが特徴で、特に若年層からの人気が高いプラットフォームです。


Linkedin(リンクトイン)

LinkedInは、世界最大級のビジネス特化型SNSで2003年5月5日にサービスが開始されました。ユーザーはビジネス専用のプロフィールを作り、転職活動や求人募集、仕事の受注などが活発に行われています。


同業者やビジネスパートナー、新規顧客の発見・獲得にも活用できることから、ビジネスの人脈作りのために世界中の人が利用しています。


Pinterest(ピンタレスト)

Pinterestはインターネット上で見つけた画像を自分のボードに集めて保存ができる画像収集ツールです。


自分の趣味ごとに分けてコレクションをすることができたり、気に入った画像は「リピン(Twitterのリツイートに相当する機能)」をすることで拡散することもできます。利用者の大半が女性なのも大きな特徴の一つと言えるでしょう。


Snapchat(スナップチャット)

Snapchatは海外の若者に特に人気のある動画や写真の共有アプリです。相手に送った写真や動画が10秒間で消えるところが他のアプリとの大きな違いで、過去のコンテンツを気にしなくてもいい気軽さが人気となりました。


豊富なフェイスフィルターも活用でき、その場その場の気軽なコミュニケーションを楽しむことができます。


Twitter(ツイッター)

Twitterは2006年7月にリリースされました。創業者であり、CEOであるジャック・ドーシーは決済サービスSquareの創業者でもあります。


リアルタイム性に優れており、投稿をシェアできる「リツイート」により爆発的な拡散(バズ)が起こりやすいという点が大きな特徴のSNSです。


LINE(ライン)

LINEは現在、日本国内で最も多くのユーザー数を誇るSNSです。2011年6月23日にコミュニケーションアプリとしてリリースされました。


メールに代わる存在として幅広い年齢層に人気で、アジア圏を中心にユーザー数を拡大しています。


日本と海外のSNS利用での違い

このようにさまざまな種類のSNSが世界では人気があり、日本人もよく使うサービスもいくつか見受けられます。


しかし、SNSによっては国ごとに違いがあります。


例えば、日本で非常に人気の高いLINEですが、そのユーザーは主に日本とアジア圏内に限定されます。海外では、FacebookやWhatsAppなど別のメッセンジャーツールが普及しているのでLINEが利用されるケースは稀です。グローバルスタンダードの側面から見ると、LINEよりもWhatsAppの方がメジャーと言えるでしょう。


また、日本で言うLINEのように、韓国のカカオトークや中国のWeiboなど、特定の国で人気を誇るSNSサービスの存在があることも知っておく必要があります。


SNSを選ぶ時のポイント

利用ユーザーが多く、ビジネスチャンスのあるSNSで効果的に運用をしたいと考える企業は多くいるでしょう。しかし、SNSを効果的に運用したいと考えるときに、プラットフォームを選ぶのには以下のポイントを押さえておくべき必要があります。


1.目的を明確にする
2.メインユーザーを確認する


目的を明確にする

SNSと一括りに言っても、数多くの種類があり、それぞれの特性も違います。そのため、「目的に合った運用ができるか」という部分に重点を置きプラットフォームを選ぶことが大切です。


目的を設定しないと、いずれ「何を書けば良いの?」という状態になる可能性も高いため、「商品の認知向上」「販路拡大」など運用をする上での目的を設定しましょう。


メインユーザーを確認する

SNSによって利用者の年齢層もさまざまです。そのため、目的に沿った具体的な年齢層とターゲット層を決めた上でSNSを選ぶと良いでしょう。自社ブランドや商品・サービスがメインユーザーにマッチしていないと効果的に運用することができません。各SNSの特性だけではなく、メインユーザーもチェックすることをおすすめします。


また、SNS運用をする上では継続できなければ意味がありません。「無理なく長く続けることができるか」という点も重視してSNSの選定をすると良いでしょう。


まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は世界の人気SNSをご紹介しました。


発信したいメッセージによっては、各国の違いも含めてプラットフォーム選びの材料にする必要があります。自社サービスとマッチするか、届けたいユーザーが利用しているかなど、実際の利用シーンをイメージすることが大切になってきます。


本コラムが少しでも、自社にとって最適なプラットフォームを見つけるきっかけになれていたら幸いです。



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