インフルエンサーマーケティング会社の選び方とおすすめ企業10選【2023年版】
近年、SNSの普及によりYouTuberやインスタグラマー、ティックトッカーなどといったインフルエンサーが多く活動しています。
SNS上で強い影響力を持つインフルエンサーに宣伝してもらうことで訴求力の高いマーケティングができることから、インフルエンサーを起用した「インフルエンサーマーケティング」を導入している企業も多くなりました。
インフルエンサーマーケティングを行う際、すべて自社で行うことももちろん可能ですが、インフルエンサーの選定から管理までを行うことはかなり大変です。
そのため、インフルエンサーマーケティングに特化した企業に管理や運用代行を依頼するのが現在の主流となっています。
本コラムでは、インフルエンサーマーケティング会社の選び方、そして、おすすめのインフルエンサーマーケティング会社を10社ご紹介します。ぜひインフルエンサーマーケティングを始める際の参考にしてください。
目次[非表示]
- 1.インフルエンサーマーケティングとは?
- 1.1.インフルエンサーマーケティングのメリット
- 1.1.1.ターゲット層に訴求しやすい
- 1.1.2.高い信頼性
- 1.1.3.広告費用の抑制
- 1.1.4.認知度向上
- 2.インフルエンサーマーケティング会社の種類
- 3.インフルエンサーマーケティング会社の選び方
- 3.1.ステルスマーケティングには要注意
- 4.おすすめのインフルエンサーマーケティング会社10選
- 4.1.■ディレクション型
- 4.1.1.bibin / 株式会社bibin
- 4.1.2.Find Model / ソーシャルワイヤー株式会社
- 4.1.3.3MINUTES / グリーライフスタイル株式会社
- 4.1.4.UUUM (UUUM株式会社)
- 4.1.5.#GROVE / GROVE株式会社
- 4.2.■プラットフォーム型
- 4.2.1.REECH / 株式会社REECH
- 4.2.2.Cast Me! / 株式会社PLAN-B
- 4.2.3.LIDDELL INFLUENCER WORKSPACE / LIW(LIDDELL株式会社)
- 4.2.4.CLOUD CASTING(BIJIN&Co.株式会社)
- 4.2.5.expaus(株式会社Lxgic)
- 5.まとめ
インフルエンサーマーケティングとは?
「インフルエンサーマーケティング」とは、YouTuberやインスタグラマーなど主にSNS上で影響力のある個人やグループのインフルエンサーを起用して、企業の商品やサービスを宣伝するマーケティング手法です。
インフルエンサーは、自分のフォロワーに対して自分が使っている商品・サービスなどを紹介したり、レビューを行ったりすることが多く、その影響力を利用して商品やサービスを広めることができます。
インフルエンサーマーケティングは、特に若年層を中心とした消費者に対して効果的な手法とされており、SNSやブログ、YouTubeなどのプラットフォームを活用することが一般的です。
インフルエンサーマーケティングのメリット
ターゲット層に訴求しやすい
インフルエンサーは、特定のテーマや分野に精通しているため、その分野に興味のあるフォロワーが多く集まっています。そのため、最適なインフルエンサーを選定することで、商品やサービスがターゲット層に訴求しやすく、購買意欲を刺激しやすいというメリットがあります。
高い信頼性
インフルエンサーは、フォロワーとの信頼関係が強く、彼らの発信する情報に高い信頼性があります。そのため、インフルエンサーが紹介する商品やサービスに対しても、フォロワーたちは高い信頼を寄せることができるのです。
広告費用の抑制
従来の広告手法では、広告費用がかかるため、中小企業や新興企業にとってはハードルが高いとされてきました。しかし、インフルエンサーマーケティングでは、インフルエンサーとの協業によって、広告費用を抑制しながら広告効果を高めることができます。
認知度向上
影響力のあるインフルエンサーが商品やサービスを紹介することで、その商品やサービスの認知度が高まり、ブランド認知度やイメージアップにつながることがあります。
フォロワーはもちろん、潜在顧客へのアプローチも期待できるのです。
インフルエンサーマーケティング会社の種類
インフルエンサーマーケティング会社は、全てを委託できる『ディレクション型』と、クライアント主導の『プラットフォーム型』に大きく分けられます。
ディレクション型
ディレクション型のインフルエンサーマーケティング会社は、専門のコンサルタントがインフルエンサーの選定から運用などの全体的なサポート対応をしてくれます。
インフルエンサーマーケティング業務を委託する事ができるので、初心者やインフルエンサーマーケティング業務になかなか時間を割けない企業におすすめです。
プラットフォーム型
プラットフォーム型のインフルエンサーマーケティング会社は、クライアントが自ら登録インフルエンサーの中から募集や選定を行い、直接やりとりを行う形態です。
インフルエンサーの人選から行うため、インフルエンサーマーケティングのノウハウが必要ですが、ディレクション型に比べてコストを抑える事ができます。
インフルエンサーマーケティング会社の選び方
インフルエンサーマーケティング会社を選ぶ際に注意しておくべき事があります。
- 最適なインフルエンサーを選定できるか
- 自社の求めるサポートがあるのかどうか
- 明確な効果測定基準を持っているか
- 明確な費用形態であるか
第一に、インフルエンサーマーケティングは最適なキャスティングをすることでプロモーション効果が最大限に発揮できます。そのため、「フォロワー属性」や「過去のPR実績や成果」を元に選定できるかどうか確認することは重要です。
また、企画提案、施策支援、効果分析、ツールの提供等などといった自社の目的に合ったサポートをしてもらえるのかどうかも重要となります。自社が求める支援内容とインフルエンサーマーケティング会社のサポート範囲が一致しているかは確認しましょう。
ステルスマーケティングには要注意
インフルエンサーマーケティングを行う際には、ステルスマーケティング(通称:ステマ)に要注意です。
ステマとは、企業がインフルエンサーに依頼してPR投稿をしているのにも関わらず、インフルエンサーと企業には何も関係がないように見せかける行為のことを指します。
ステマはフォロワーを騙す行為であるため、ステマが発覚するとインフルエンサーはもちろん企業も社会的信用を失ってしまいます。
2023年10月からはステマが本格的に規制されることもあり、ステマをはじめとした不正行為は絶対にしないように気をつけましょう。
おすすめのインフルエンサーマーケティング会社10選
ディレクション型・プラットフォーム型の会社を、それぞれ5社ずつ紹介していきます。
■ディレクション型
bibin / 株式会社bibin
bibinは株式会社bibinが運営するインフルエンサーマーケティング支援サービスです。
最適なインフルエンサーの選定から投稿企画、ディレクション、効果測定まで全てを経験豊富な専任スタッフがサポートします。
日韓合わせて50,000件以上の実績を持ち、業界最安水準で「ギフティング」「キャスティング」をご提供しています。
投稿内容を指定でき、かつ投稿した内容は二次利用が可能なため施策を単発で終わらせません。充実したサービスを圧倒的な低価格で利用できる点が大きな魅力です。
利用媒体:Instagram、YouTube、X(旧Twitter)、TikTok
費用:要問い合わせ
実績:日韓合わせて50,000件以上
Find Model / ソーシャルワイヤー株式会社
(出典元:FindModel)
Find Modelは、ソーシャルワイヤー株式会社が運営するインフルエンサーマーケティング支援サービスです。
AIと経験豊富なプロの目で正確なキャスティングができる点が強みの一つとしてあります。1500人を超えるインフルエンサーを抱えており実績も豊富です。
利用媒体:Instagram、YouTube、X(旧Twitter)、TikTok、WEAR
費用:要問い合わせ
実績:11,000件以上
3MINUTES / グリーライフスタイル株式会社
(出典元:3ミニッツ)
3MINUTESは、ファッション動画マガジン「MINE」の運営と、インフルエンサーマーケティング事業を行っている企業(グリーライフスタイル株式会社)です。
約1万人の幅広いインフルエンサーネットワークを持ち、最適なインフルエンサーを選定できます。
利用媒体:Instagram、YouTube、TikTok
費用:要問い合わせ
実績:500件以上
UUUM (UUUM株式会社)
(出典元:UUUM)
「UUUM」は、株式会社UUUMが運営するYouTuberに特化した、インフルエンサーマーケティングサービスです。
HIKAKIN、はじめしゃちょー、フィッシャーズといった圧倒的な集客力を持つYouTuberを中心とした、数多くのインフルエンサーが所属しています。
利用媒体:Instagram、YouTube、X(旧Twitter)、TikTok、LINE
費用:要問い合わせ
実績:要問い合わせ
#GROVE / GROVE株式会社
(出典元:#GROVE)
#GROVEはGROVE株式会社が提供するインフルエンサーマーケティングサービスです。
キャスティング、進行管理、レポーティングまでをワンストップで行っており、10代〜20代の比較的若い世代のクリエイターが多く所属しています。
利用媒体:Instagram、YouTube、X(旧Twitter)
費用:要問い合わせ
実績:非公開
■プラットフォーム型
REECH / 株式会社REECH
(出典元:REECH)
REECHは株式会社REECHが運営するデータ分析に特化したインフルエンサーキャスティングサービスです。
300,000アカウント以上のインフルエンサーから検索をする事ができ、効率的な管理や全自動で作成可能なレポート機能もあるのが特徴です。
利用媒体:Instagram、YouTube、X(旧Twitter)、TikTok
費用:要問い合わせ
実績:要問い合わせ
Cast Me! / 株式会社PLAN-B
(出典元:Cast Me!)
Cast Me!は、株式会社PLAN-Bが提供するインフルエンサーマーケティングプラットフォームです。
プラットフォーム×コンサルタントのインフルエンサーマーケティングサービスで、コンサルタントが戦略設計から伴走してくれます。一般的な施策と比較して安価な点も魅力です。
利用媒体:Instagram、TikTok
費用:要問い合わせ
実績:4,500件
LIDDELL INFLUENCER WORKSPACE / LIW(LIDDELL株式会社)
(出典元:LIDDELL INFLUENCER WORKSPACE)
「LIDDELL INFLUENCER WORKSPACE / LIW」の5つのメイン機能の中のひとつ「SPIRIT」は、低コストでインフルエンサーを活用できるサービスです。
利用媒体:Instagram、YouTube、X(旧Twitter)、TikTok
費用:要問い合わせ
実績:6,000件
CLOUD CASTING(BIJIN&Co.株式会社)
(出典元:クラウドキャスティング)
「CLOUD CASTING」は、BIJIN&Co.株式会社が運営するインフルエンサーキャスティングサービスです。
フリーモデル、インフルエンサー、専門家など、さまざまな才能を持つキャストが30,000人以上登録しています。
利用媒体:要問い合わせ
費用:要問い合わせ
実績:15,000件以上
expaus(株式会社Lxgic)
(出典元:expaus)
expausは、株式会社Lxgicが運営する月額利用でインフルエンサーのキャスティングができるサービスです。
条件を自由に設定してインフルエンサーを公募する事ができ、月額でキャスティングし放題のため自社で継続的なインフルエンサーマーケティングを実施する事ができます。
利用媒体:Instagram、YouTube、X(旧Twitter)、WEIBO、WECHAT、ブログ、WEAR
費用:要問い合わせ
実績:要問い合わせ
まとめ
いかがでしたでしょうか?
インフルエンサーマーケティングを行う際には、自社の目的や状況、求めるサービスによって適切に企業を選ぶ事が大切です。
今回ご紹介した以外にも多くのインフルエンサーマーケティング支援企業が存在しています。
それぞれの企業の特徴を理解して、自社の現状にマッチした適切なパートナーを見つけることが、インフルエンサーマーケティング成功の第一歩となるでしょう。
本コラムが少しでも参考になれば幸いです。