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「インスタ広告」で成功するためのポイント解説


世界中に10億以上の月間アクティブユーザーを持つインスタグラムは、ビジネスにおけるマーケティングの重要な手段となっています。


インスタグラムの機能として、Instagramユーザーに対して画像や動画による広告を表示できる「インスタグラム広告」があります。


詳細なターゲティングが可能であることに加え、写真や動画を通して多くの人に自社サービス・商品についての広告を配信できることから注目を集めています。


本コラムでは、そんなインスタグラム広告の概要や活用方法を具体的に解説していきます。


目次[非表示]

  1. 1.そもそもインスタグラムとは?
  2. 2.インスタ広告とは?
  3. 3.インスタ広告の種類と特徴
    1. 3.1.フィード広告
    2. 3.2.ストーリーズ広告
    3. 3.3.発見タブ広告
    4. 3.4.リール広告
  4. 4.インスタ広告のフォーマットの種類
    1. 4.1. Photo Ads(フォト広告)
    2. 4.2.Video Ads(ビデオ広告)
    3. 4.3.Carousel Ads(カルーセル広告)
    4. 4.4.Stories Ads(ストーリーズ広告)
    5. 4.5.Collection Ads(コレクション広告)
  5. 5.インスタ広告のメリットと可能性
  6. 6.インスタ広告の設定方法
    1. 6.1.課金システム
      1. 6.1.1.CPM
      2. 6.1.2.CPC
      3. 6.1.3.CPV
      4. 6.1.4.CPI
  7. 7.インスタ広告の成功例とそのポイント
  8. 8.まとめ


そもそもインスタグラムとは?

「Instagram(インスタグラム)」(通称:インスタ)は、世界で10億人、日本では3300万人ものアクティブユーザーがいます。綺麗な写真や動画などのビジュアルメインが特徴のSNS媒体です。


インスタの利用ユーザー数は増加傾向にあり、日本では4人に1人が利用している状況でもあります。


男女比率は約4:6で女性の利用者数が多い傾向にあり、10代〜20代はもちろん、40代〜50代の利用者割合も30%以上と幅広い年齢層に利用されているSNSです。


インスタ広告とは?

インスタ広告とは、インスタグラム上に掲載される広告のことを指します。インスタグラムは美しく、直感的な機能を活用した広告が設置可能で、これによりユーザーと強力なつながりを作ることが可能です。インスタ広告を活用すれば、ブランドや製品の魅力をビジュアルを通じて強烈にユーザーに伝えることができます。


インスタ広告は、文字広告と比較して豊富なビジュアル情報を提供し、ユーザーに強い印象を与えることが可能です。また、ストーリーズ機能やハッシュタグなどインスタグラム特有の機能を活用した広告も可能で、これによりユーザーの参加型の広告展開も実現できます。


インスタ広告の種類と特徴

インスタグラム上で利用可能な広告は、形式ごとに特徴と活用方法が異なります。主な種類は以下の4つです。


・フィード
・ストーリーズ
・発見タブ
・リール


フィード広告


画像引用:https://business.instagram.com/advertising?locale=ja_JP


フィード広告は、ユーザーのフィードの中に自然に広告が表示されます。美しいビジュアルでユーザーの目を引き、ブランドメッセージを伝えることが可能です。詳細な情報をユーザーに伝えることが可能な広告形式のため、商品やサービスの特徴を強くアピールすることができます。


ブランドの認知や拡散に適しており、様々なフォーマットが利用可能です。


・静止画
・動画
・カルーセル広告
・コレクション広告
・ショッピング広告
・ブランドコンテンツ広告


ストーリーズ広告


画像引用:https://business.instagram.com/advertising?locale=ja_JP


ストーリーズ広告は、ユーザーがストーリーズを閲覧している時に広告を挿入する方式で
す。ストーリーズは24時間で消える特性がありますので、短時間で鮮烈な印象をユーザーに残すことが可能です。


また、ストーリーズ広告では、スワイプアップ機能を使ってユーザーをウェブサイトに直接誘導することもできます。作成の工数もかからないことからも注目されているクリエイティブのひとつです。


発見タブ広告


画像引用:https://business.instagram.com/advertising?locale=ja_JP


「発見タブ」とは、インスタグラム内の虫眼鏡アイコンから見ることができるページのことを指します。


ユーザーの利用履歴や興味関心に基づきパーソナライズされて表示されている場所で、この中から投稿をタップし、投稿をスクロールすると広告が表示される仕組みです。そのため、発見タブ上では広告は配信されません。


リール広告


画像引用:https://about.fb.com/ja/news/2021/06/reels-ads-launch/


2021年の6月から利用可能となったリール広告。
ストーリーズ広告と同様に縦長の全画面で表示され、通常のリール動画の合間に広告が表示されます。


インスタ広告のフォーマットの種類

 Photo Ads(フォト広告)

インスタグラムの基本ともいえるのが、このフォト広告です。シンプルな1枚の写真とメッセージで商品をアピールします。印象的な写真と簡潔なコピーがポイントであり、最もスタンダードな広告形式といえます。さまざまな構図や色彩で、ビジュアルのインパクトを最大限に生かしましょう。


Video Ads(ビデオ広告)

動きのあるコンテンツを配信したいなら、ビデオ広告が最適です。最長60秒までの動画を投稿でき、音声付きでストーリーを伝えることができます。動画ならではの臨場感や動きのあるコンテンツで、ユーザーに深い印象を与えましょう。


Carousel Ads(カルーセル広告)

複数の写真や動画を1つの広告にまとめることが可能なのがカルーセル広告です。ユーザーがスワイプすることで、異なる画像や動画を見ることができます。複数の商品を一度に紹介したり、一つの商品を複数の角度から見せるなど、工夫次第で多彩な表現が可能です。


Stories Ads(ストーリーズ広告)

一度に大勢のユーザーに広告を届けたいときにはストーリーズ広告がおすすめです。ユーザーがストーリーズを見ている間に表示され、フルスクリーンで広告が流れます。24時間限定のコンテンツなので、タイムリーな情報のシェアに最適です。


Collection Ads(コレクション広告)

直接商品を購入できるフォーマットとして注目を浴びているのがコレクション広告です。トップ画像と、それに続く商品の一覧からなり、ユーザーは商品をクリックするだけで商品詳細ページへと遷移します。ショッピング体験をスムーズにすることで、直接売上につながる可能性が高まります。


インスタ広告のメリットと可能性

インスタ広告の最大のメリットは、その視覚的な魅力と詳細なターゲティングにより、商品やサービスの魅力を最大限に伝えることができる点です。ビジュアルを通じて情報を伝えるため、ユーザーはより深く情報を吸収しやすく、商品に対する理解を深めやすくなります。


また、インスタ広告はFacebook広告と連携しているため、Facebookの持つ詳細なユーザーデータを活用したターゲティングが可能です。これにより、広告はより適切なユーザーへ効果的に配信され、それぞれのユーザーのニーズに合った広告を見せることができます。


インスタグラムは特に若年層の利用者が多いため、若年層をターゲットにした商品やサービスの販促にも有効です。すでにInstagramを日常的に利用しているユーザーに対して、新商品の情報を効果的に伝えることができます。


インスタ広告の設定方法

インスタ広告の設定はFacebook広告マネージャー(https://adsmanager.facebook.com/adsmanager/manage/
)を通じて行います。

広告の目的を設定した後、ターゲティングで広告を見せるべきユーザーの層を設定します。ここでは、性別や年齢、地理的位置、趣味など具体的な属性を指定し、広告の対象者を詳細に設定します。


広告のビジュアルとテキストの作成は、その広告の効果に大きく影響します。ユーザーにアピールするためには、商品やサービスの魅力を端的に伝えるビジュアルと、ユーザーを購買へと導くアクションを促すテキストが必要です。


最後に、予算と配信スケジュールを設定します。広告の配信期間や1日あたりの予算などを設定し、その範囲内で最適な配信スケジュールを自動的に設定できます。具体的な設定方法については、Facebook社の公式ガイドを参照すると良いでしょう。


課金システム

インスタ広告の課金システムは主に以下の4つです。


CPM

CPMとは「Cost Per Mille」の略で、広告が1000回表示されるごとに課金されます。


CPC

CPCとは「Cost Per Click」の略で、広告をクリックするごとに課金されます。


CPV

CPVとは「Cost Per View」の略で、動画広告に適用される課金システムです。動画が10秒以上視聴されるごとに課金されます。


CPI

CPIとは「Cost Per Install」の略で、アプリ広告に適用される課金システムです。アプリがインストールされるごとに課金されます。


インスタ広告の成功例とそのポイント

インスタ広告の成功例としては、ファッションブランドやコスメティックブランド、観光地などが挙げられます。これらの成功例に共通する点は、視覚的な魅力が強く、ユーザーが共感したくなるような魅力的なビジュアルを使用している点です。


また、成功している広告はしっかりとしたターゲティングを行い、広告を見せるべきユーザーを絞り込むことを重視しています。これにより、適切なユーザー層に広告を配信し、広告効果を最大限に引き上げています。


さらに、成功例の広告は、直感的なアクションをユーザーに促すことにも成功しています。商品ページへのリンクを明確に示し、ユーザーが容易に商品詳細ページにアクセスできるようになっています。


まとめ

視覚的な強調を通じてユーザーに印象付けつつ、詳細なユーザーデータに基づいたターゲティングを行えるインスタ広告は、現代のマーケティングに欠かせない手段となっています。

本コラムで紹介したポイントを活用し、効果的なインスタ広告を作成してみてはいかがでしょうか?



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