「インスタライブ」とは?成果を出すポイントやメリット・デメリットを解説!
「インスタライブ」とはInstagramのライブ配信機能であり、実際にライブ配信しているアカウントをよく目にします。
誰でも簡単に配信ができるインスタライブですが、いざ自社でインスタライブを実施しようとするとどう進めていけばいいのか分からないという方も多いのではないでしょうか。
本コラムでは、インスタライブでできることの知識や企業が導入するメリット・デメリット、配信方法について解説していきます。
目次[非表示]
- 1.インスタライブとは?
- 1.1.インスタライブで出来ること
- 1.1.1.配信者側のインスタライブの機能
- 1.1.2.視聴者側のインスタライブの機能
- 2.インスタライブの特徴とメリット
- 2.1.お金をかけずにライブコマースが始められる
- 2.2.リアルタイムでコミュニケーションが取れる
- 2.3.アカウントへの親密度が高まる
- 3.インスタライブのデメリット
- 4.インスタライブの配信方法
- 4.1.アーカイブを残す場合
- 5.インスタライブで成果を出す方法
- 5.1.事前告知をする
- 5.2.配信中のコミュニケーションを大事にする
- 5.2.1.タイトル・固定コメント
- 5.2.2.見やすいカメラアングルを意識
- 5.2.3.画像や動画を共有する
- 5.2.4.情報をわかりやすく何度も伝える
- 5.3.配信後はアーカイブを投稿する
- 6.Instagramショッピングを利用してビジネスに繋げる
- 7.まとめ
インスタライブとは?
「インスタライブ」は、その名の通りSNSアプリのInstagram内でライブ配信ができる機能です。誰でも簡単にスマホカメラを使って配信することができるため、特別な機材などはとくに必要ありません。
リアルタイムで気軽に配信者と視聴者が交流できるだけではなく、商品のプロモーションにもよく使われています。商品の紹介を行いつつ、リアルタイムで視聴者からの質問に答えたりコメントに反応できたりといったやりとりが可能です。
また、インスタライブはInstagramを利用している全てのユーザーが閲覧でき、ライブ配信中はフォロワーのストーリーズ欄のアイコンに「LIVE」という文字とともに並びます。(非公開アカウントの場合はフォロワーのみが閲覧可能です)
インスタライブで出来ること
配信者側と視聴者側でできることをまとめました。
配信者側のインスタライブの機能
○画像・動画共有
ライブ配信中に、フォルダ内の画像や動画を画面上で共有できる
○マイクのオン/オフ
音声のオンオフを切り替えることが可能
○画面のオン/オフ
画面のオンオフを切り替えることが可能
○画面反転
動画を内カメラと外カメラで切り替えることが可能
○エフェクト
配信時に画面内で特殊効果・補正・フィルターなどをつけることができる機能
○コメント
文字を打ち込んで送信することができ、コメントは画面下部に映る
○コラボ配信
視聴者からの参加リクエストを承認すると最大3人までコラボ配信ができる
参加リクエストだけでなく、配信者側からも招待可能
○質問機能
視聴者から送信された質問を閲覧できる
○ライブ配信をシェア
特定のフォロワーにダイレクトメッセージでライブ配信をシェアすることができる
○視聴履歴が見れる
ライブ配信の視聴ユーザーを確認することができる
○配信後は投稿し直すことができる
ライブ配信を終了すると4つの状態にすることができる
・IGTVに投稿(タイトル・詳細・カバー画像の設定可能)
・ストーリーズに残す(24時間で消える)
・デバイスに保存
・破棄
視聴者側のインスタライブの機能
○コメント
文字を打ち込んで送信することができ、コメントは画面下部に映る
○いいね
右下にあるハートマークを押して「いいね」のリアクションができる
○質問
質問機能を利用して配信者に質問を送ることができる
○シェア
視聴しているインスタライブを他のユーザーにシェアすることができる
○参加リクエスト
「参加をリクエストする」というボタンをタップすると、配信者に通知が届き、ホストが承認するとコラボ配信をすることができる
○視聴数が見れる
視聴しているユーザーも、配信の視聴数やユーザーを確認することができる。また途中で参加したアカウントのユーザーネームが表示される。
○PCから視聴可能
ブラウザ版のインスタグラムにログインしていれば、PCからもインスタライブを視聴可能でコメントのみできる
インスタライブの特徴とメリット
お金をかけずにライブコマースが始められる
インスタライブはアカウントを開設することができれば、無料ですぐにライブ配信を始めることができます。Instagramのアカウント開設自体にもお金は一切かからないため「導入費用が一切かからない」という点で、ライブコマースを始めようとしている企業にとっては非常に魅力的なメリットの一つです。
また、インスタライブの配信が始まるとフォロワーに自動で通知が行くだけではなく、フィード画面のストーリーズ欄に「LIVE」と目立つ形で表示されます。
そのため、Instagramで投稿を見ているユーザーがそのまま自然な流れでインスタライブに移動してくれることも多くあります。フォローさえしてくれていれば、そのアカウントに興味のあるユーザーを視聴者として集めることができるのです。
リアルタイムでコミュニケーションが取れる
インスタライブはリアルタイムで情報を発信できるだけではなく、コメント機能や質問機能を通じてユーザーとのコミュニケーションができます。
ユーザーとのコミュニケーションを増やすことは、信頼感の構築やファン化にも繋がるため、リアルタイムでやりとりができることは一番のメリットとも言えるでしょう。
また、自社商品やサービスについての質問回答を交えながらのインスタライブは、購買行動を後押しする効果があるところも大きな特徴の一つです。
アカウントへの親密度が高まる
Instagramのアルゴリズムによると、親密度を高めることでフィード投稿やストーリーズが優先的に表示される可能性が高まります。その結果、投稿に対するフォロワーからのエンゲージメントが高まり、発見欄へレコメンドされリーチ数を増やすことに繋がるのです。
親密度はアカウントへの「滞在時間」や「いいね」「保存」「コメント」などのシグナルを参考にしています。
インスタライブを実施することで、アカウントへの滞在時間を高め、コメントやいいねといったエンゲージメントを増やすことでシグナルを蓄積させ親密度を向上させることができるでしょう。しかし、これはインスタライブに限らず、ストーリーやフィード投稿へのいいねなどもシグナルに該当します。インスタライブはシグナルを蓄積させるための手段の一つです。
インスタライブのデメリット
インスタライブの大きなデメリットとして挙げられるとすれば、ライブ配信中に商品を購入することができないという点です。インスタライブには「商品購入ボタン」のような機能がないため、ライブを見ながらリアルタイムでその商品を購入することができません。
そのため、多くの企業はインスタライブ終了後にストーリーズに商品URLを紹介するなど工夫をしています。
インスタライブの配信方法
インスタライブの配信方法はとても簡単です。3パターンの配信方法をご紹介します。
1)フィード画面から左にスワイプして「投稿・ストーリーズ・リール・ライブ」となっている画面下部のバーをライブに合わせる
2)フィード画面の画面下部のメニューバーの真ん中の「+」をタップし(1)同様に「ライブ」を選択
3)プロフィール画面右上の「+」をタップし、出てきたメニュー内の「ライブ」を選択
上記手順でライブ配信画面になったら配信開始のボタンをタップします。接続が確認できたら、インスタライブ配信の開始です。
配信を終了する場合は画面右上の「×」をタップするだけです。
アーカイブを残す場合
「カメラ設定」から「ライブ」を選択し、「ライブ動画をアーカイブに保存」をオンにします。これでライブ動画を自動的にアーカイブに保存することができるため、うっかり消してしまうなんてことも予防できます。アーカイブの保存期間は30日間なので注意が必要です。
インスタライブで成果を出す方法
事前告知をする
できるだけ多くのユーザーにライブ配信を視聴してもらうためには数日前から事前告知しておくことが重要です。フィード投稿はもちろん、ストーリーズでカウントダウン機能を使ったり、事前に質問を募集するなどしておくと当日の配信内での質問回答もスムーズに行うことができます。
インフルエンサーへインスタライブの告知・出演を依頼することも1つの手です。フォロワーが多いアカウントで告知をしてもらうことで露出が増え、認知が拡大します。さらに出演をしてもらうことでインフルエンサーのファンを巻き込むこともできるでしょう。
配信中のコミュニケーションを大事にする
配信中、視聴者とのコミュニケーションを大事にするのも成果を出すためのポイントです。
タイトル・固定コメント
ライブ配信に途中から参加したユーザーにも配信内容や関連情報を分かりやすくするために固定コメントやタイトルを設置しておきましょう。
見やすいカメラアングルを意識
商品や出演者がなるべく大きく写るようにし、見やすさを意識
商品や出演者が見えづらいカメラアングルだと、視聴しているユーザーは何が映っているのか分からず配信に飽きてしまう可能性があります。商品や出演者はなるべく大きく見やすいような位置にカメラアングルを設定しましょう。
画像や動画を共有する
ライブ配信中、言葉では伝えきれない情報や写真などを見せて説明したい場合は、共有機能を使って視聴者に伝えることができます。
情報をわかりやすく何度も伝える
途中から参加した視聴者にも伝わるように、質問の回答や配信情報、重大発表などを繰り返し発言するなどといった工夫が必要です。
配信後はアーカイブを投稿する
リアルタイムで見ることができなかったユーザーにコンテンツを届けるためにも、ライブ配信が終了したら動画は削除しないようにしましょう。
アーカイブ保存をして、プロフィールやフィード、ストーリーズ、IGTVなどに残すことをお勧めします。そうすることで、アーカイブを視聴して興味を持ったユーザーが次回のライブにはリアルタイムで参加してくれる可能性も高まります。
Instagramショッピングを利用してビジネスに繋げる
Instagramショッピング機能を使うことで、「この商品欲しい!」と思ったらすぐに購入してもらえる導線を作ることができます。そのため、インスタライブで商品紹介をして視聴者に商品への理解を深めてもらったら、ライブ配信後にショッピングタグ付きで投稿をしましょう。
ライブ配信中でも商品をタグ付けできるInstagramのライブショッピング機能も活用することで、視聴者はその商品の詳細ページを見ることができたり、購入することが可能です。
Instagramを商品の情報発信だけではなく、商品購入の場として活用することで売り上げ貢献に繋がります。
まとめ
インスタライブは自社商品やサービスをリアルタイムで宣伝できるというメリット以上に、親密度を上げたりシグナルの獲得に貢献できるなどアカウント運用を成功させるためにも必要な機能の一つです。
また、インスタライブを上手く活用することで直接的な売り上げに繋がります。
成果を出すポイントの中でもご紹介しましたが、インスタライブの露出・認知拡大のためにインフルエンサーを活用することもお勧めです。
しかし、数多くいるインフルエンサーの中から企業に合うインフルエンサーを探し出すのは手間がかかってしまいます。そんな時にはぜひインフルエンサーマーケティングに特化しているbibinにご相談ください!
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